道普請とは、古来民衆が自らの力で道を作り、守っていくという理念を表す言葉です。
子どものころ、父やご近所の大人たちがスコップ片手に道普請に出かけていったことを思い出して命名しました。
土木的な意味合いだけでなく、全国の山や川でさまざまな道普請型環境保全活動が行われています。
「普請(ふしん)とは、普く(あまねく)請う(こう)とも読み、広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願う事であり、
社会基盤を地域住民で作り維持していく事を指し、
現在では公共の社会基盤を受益する共同の人々または公共事業により建設(建築と土木を併せ建設という)および修繕、維持する事」
第1回アダプト活動は平成18年11月5日、平成28年(2016年)11月から11年目に入りました。
設立趣意書
わたしたちの住む鎌倉常盤は、史跡北条氏常盤亭跡を有し、周囲は山桜などの緑に恵まれたところです。中世からの美しいたたずまいを未だ受け継いでいます。
けれども、市役所通りや周辺の山沿いに散乱するごみや不法投棄物はまちの美化を損ね、数十年わたしたちの生活環境にも影響を与えてきました。
そこで、わたしたちは清潔で美しい常盤の景観をつくるため、地域で力を合わせて、定期的な清掃活動を始めたいと考えています。
最初は少しの変化から時間をかけて段々と、次代に引き継ぐことのできる、慈しみの心が感じられる豊かな景観を作り上げたいと思っています。
ぜひとも趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
平成18年10月23日 発起人一同
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■発足までの準備
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・賛同者(発起人)を探す。
・会の名称を考える。
・設立趣意書と参加申込書を準備する。
・あいさつまわりをして参加・協力を呼びかける。
(お店、医院、グループホーム、自治会、町内会、老人会など)
■会の紹介
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会員数 : 40名 男女比1:1
会費 : なし リサイクルマーケットなどに出店し費用をねん出。
発起人 : 4名 内田洋子 加藤明美 橋本敏子 山村みや子
発起人会議を随時行って、担当課への要望などをまとめます。
定例活動 : 毎月第1日曜日午前9時から約2時間。
早朝から活動する人も多い。
■鎌倉市との契約
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市との覚書
・第1回 平成18年11月〜平成20年10月(2年間)
・第2回 平成20年11月〜平成22年10月(2年間)
・第3回 平成22年11月〜平成27年10月(5年間)
・第4回 平成27年11月〜平成32年10月(5年間)
『常盤道普請の会』実施要領を受理。
参加登録書(名簿)を提出。
清掃区域 仲ノ坂信号から長谷隧道までの約0.5q。
市が清掃道具やごみ袋、のぼり旗などを提供。
草や枯葉、燃やすごみ、危険ごみ等を作業センターが回収。
年度末に実施報告書を提出。
■活動日前と当日の流れ
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活動日数日前にチラシを作製し会員宅へ配布。
アダプトサインボードと自治会掲示板にチラシを掲示。
当日、道具を準備し、のぼり旗を5カ所に設置。
道具の保管は世話人と個人がそれぞれ行っています。
9時から活動開始。
疲れた時点で随時解散。
のぼり旗とチラシを撤収。
Faxでクリーンごみの回収を作業センターに依頼。
これで定例日の活動は終了!
■活動地域